魚住 諒
UOZUMI Ryo
所属/職位 | 臨床検査学科/講師 |
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学位・資格等 | 博士(保健科学) 臨床検査技師 |
ryo-uozumi*jhu.ac.jp (メールアドレスは「*」を「@」に変更してください) |
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主な担当科目 | 免疫学 臨床免疫学 輸血・移植検査学 臨床免疫学実習 輸血検査学実習 医療安全管理学実習 |
所属学会 | 日本臨床衛生検査技師会 日本リウマチ学会 日本病理学会 日本質量分析学会 |
経歴 | 2012年-2021年 北海道大学病院 検査・輸血部 2019年-2021年 北海道大学保健科学研究院 客員研究員 2021年- 日本医療大学 保健医療学部 臨床検査学科 非常勤講師 2022年- 日本医療大学 保健医療学部 臨床検査学科 講師 |
研究テーマと概要 | 【テーマ】 ① 自己免疫性血管炎の病因・病態解析 ② 中毒に関わる物質の化学的分析(検出・定量) 【概要】 ① 自己免疫性血管炎の病因・病態解析 MPO-ANCA関連血管炎(MPO-AAV)は好中球が持つミエロペルオキシダーゼに対する自己抗体が陽性になり、小型血管炎を発症する自己免疫疾患です。近年、MPO-AAVの病態形成に好中球細胞外トラップが深く関与していることが明らかになりつつあります。本研究室では培養細胞や健常人好中球、モデル動物などを用いて好中球に関連した自己抗体の解析を行います。それによりMPO-AAVの病因・病態解析にアプローチし、新規治療法や検査マーカーの発見・開発を目指します。 ② 中毒に関わる物質の化学的分析(検出・定量) 自然界に存在するものから向精神薬等の薬毒物、生活環境で発生する有毒ガスなど、私たちの身の回りには中毒を起こしうる様々な物質が存在しています。本研究室では血液や尿などの試料を対象とし、高速液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS)などの化学分析装置を用いて各種薬毒物や中毒マーカーの分析法の開発を目指します。これら分析法は法医領域での死因究明や救急医療での診断に大きく寄与するものと考えています。 |
主な研究業績
タイトル | 出典(雑誌名) | 巻号・ページ・発行年 | 単著・共著 |
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【原著論文】 | |||
Inhibition of Toll-like receptor 4 and Interleukin-1 receptor prevent SARS-CoV-2 mediated kidney injury. | Cell death discovery | 9. p293. 2023 | 共著 |
Transcriptional dynamics of granulocytes in direct response to incubation with SARS‐CoV‐2 | FEBS Open Bio | 13(1): 60–71. 2023 | 共著 |
RNase in the saliva can affect the detection of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 by real-time one-step polymerase chain reaction using saliva samples. | Pathology - Research and Practice | e153381. 2021 | 共著 |
新生児におけるcisAB型の血液型検査反応性と発育に伴う抗原量の変化に関する検討 | 日本輸血・細胞治療学会誌 | 66(1). p31-35. 2020 | 共著 |
Pharmaceutical immunoglobulins reduce neutrophil extracellular trap formation and prevent the development of myeloperoxidase-antineutrophil cytoplasmic antibody -associated vasculitis. | Modern Rheumatology | 30(3). p544-550. 2020 | 共著(筆頭) |
自己抗体保有患者の同種抗体検出におけるLISSを用いた自己抗体吸着法の有用性の検討 | 日本輸血・細胞治療学会誌 | 65(1). p98-102. 2018 | 共著 |
Detection of autoreactive type II NKT cells: a pilot study of comparison between healthy individuals and patients with vasculitis. | Cytometry A | 93(11). p1157-1164. 2018 | 共著 |
末梢血幹細胞採取における Spectra OptiaⓇ MNC モードとCMNC モードの後方視的検討 | 日本輸血・細胞治療学会誌 | 64(6). p742-751. 2018 | 共著 |
脳死肝移植時のフィブリノゲン製剤使用による術中出血量と輸血使用量に関する検討 | 日本輸血・細胞治療学会誌 | 64(5). p641-648. 2018 | 共著 |
血中テオフィリン濃度測定試薬「ナノピアTDMテオフィリン」の日立自動分析装置9000シリーズ搭載時における基本性能の検討 | 日本臨床検査自動化学会会誌 | 34(1). 81-85. 2009 | 共著 |
【総説】 | |||
自己免疫疾患におけるNETosis | 月刊リウマチ科 | 69(4). P492-498. 2023 | |
【ANCA関連血管炎の病因研究】ANCA関連血管炎における好中球細胞外トラップ | 月刊リウマチ科 | 69(4). P492-498. 2023 |