4年間の流れ

1年次

一般教養と放射線学の基礎について学ぶ

講義・演習

数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

放射線の性質や、CT装置やMRI装置、核医学における画像再構成の理論などの学修に必要な指数・対数・三角関数、微分・積分、統計学を学びます。

放射線科学概論／専門基礎教育科目

放射線の歴史や自然界に存在する放射線、産業および研究における応用など、放射線に関する一般的な事項を学修します。

時間割例

2年次

専門分野の基礎的な科目、医学や放射線について学ぶ

講義・演習

放射線技術学実習Ⅰ／専門教育科目

実際のX線撮影装置を用いて、装置の構造、原理、取り扱いについて学び、更には人体ファントムを用いて撮影技術、撮影条件の設定、画質と線量について学修します。

X線CT検査学／専門教育科目

CT検査では人体内部構造の断層像や立体画像を構築します。X 線の物理的性質を基にした画像構築の原理、画質評価、被ばくなどについて学びます。

時間割例

3年次

臨床に即した放射線学の専門分野について学ぶ

講義・演習

放射線治療技術学／専門教育科目

がん治療などに用いられる放射線治療技術を学びます。人体内における放射線の挙動を理解し、さまざまな疾患に対する照射法や最新技術の知識を学修します。

核医学検査技術学／専門教育科目

アイソトープと呼ばれる元素から発生した放射線を用いた検査方法について学びます。核医学検査は機能評価が可能で認知症の診断などに用いられます。

時間割例

4年次

臨床実習や卒業研究を通して診療放射線を総合的に学ぶ

演習・実習

総合演習Ⅰ・Ⅱ／専門教育科目

4年間の学修内容の修得状況を確認し、国家試験に向け各講義内容の理解をさらに深めるとともに、自身で探求する能力を養います。

卒業研究／専門教育科目

放射線科学に関する研究を行い、情報収集、問題抽出、企画・発案、実験の実施、データの解析・評価などに関する能力を養います。

時間割例