吉野 淳一
YOSHINO Junichi
所属 | 看護学科 |
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職位 | 特任教授 |
学位・資格等 | 論文博士(北星学園大学大学院社会福祉学研究科) |
j_yoshino@jhu.ac.jp | |
主な担当科目 | 精神看護学概論 |
所属学会 | 精神保健看護学会 日本集団精神療法学会 日本家族研究・家族療法学会 |
研究テーマと概要 | 【テーマ】 自死遺族の心理社会的支援に関する研究 【概要】 自死は社会的に公認され難く偏見を持たれやすい死である。それゆえ身内や大切な人を自死で亡くした遺族は、自責の念や二次的な傷つき体験に苦しんでいることが多い。それらの苦悩の体験は、できる限り安全な場で他者に向けて話されることがその人の精神健康を回復する上で望ましい。研究者は、1996年から自死遺族の思いを語る集い(癒しの会)を主催し、近年は自死者と遺族の対話的関係を維持するための夢中での自死者との再会について研究している。 |
主な研究業績
タイトル | 出典(雑誌名) | 巻号・ページ・発行年 | 単著・共著 |
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自死遺族の夢の中での自死者との再会―ナラティヴ・イメージワークを通して― | 札幌保健科学雑誌 | (7)・38-44・2018 | 単著 |
うつ病が患者の家族もたらす影響とその対処について―うつ病を有する子どもをもつ親の語りから― | 札幌保健科学雑誌 | (7)・11-17・2018 | 共著 |
精神疾患をもつ人の自己開示内容に関する構成概念―北海道で地域生活を送る当事者を対象とした質的研究 | 精神障害とリハビリテーション | 20(2)・59-66・2016 | 共著 |
How is death Hastening done? A review of Existing Sanctioned Death Hastening Decision-Making Process and Practices | International Journal of Nursing Student Scholarship | 3・Article#11・2016 | 共著 |
自死遺族の自らを納得させようとするストーリーの萌芽抽出―自死遺族の思いを語る集いにおける逐語分析 | 集団精神療法 | 27(1): 66-74・2011 | 共著 |
自死遺族の夢の中での死者との再会 | 家族療法研究 | 25(2):48-57・2008 | 単著 |
自死遺族の癒しとナラティヴ・アプローチ―再会までの対話努力の記録― | 共同文化社 | 2014 | 単著 |